第23回関西支部研究発表会に参加しました
- yasuhidenishihori
- 7月26日
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更新日:8月8日
2025年7月26日(土)に大阪公立大学文化交流センターで開催された第23回関西支部研究発表会(日本都市計画学会)に西堀准教授と大学院生が参加し,大学院生が論文発表を行いました.
発表した論文は,
コンパクトシティ形成を見据えた転居者の地域コミュニティへの参加に関する考察 過去の事例に基づいて
というタイトルです.この論文は,大学院での研究の成果を取りまとめたものです.
発表会では活発な質疑が行われました.質問やコメントをいただいた皆さまに感謝を申し上げます.

写真 発表中の大学院生 お疲れさまでした!
タイトル コンパクトシティ形成を見据えた転居者の地域コミュニティへの参加に関する考察 過去の事例に基づいて
概要 地域コミュニティの衰退が問題となる中,コンパクトシティ形成に伴う転居者の地域コミュニティへの参加についても考えることが求められる.本研究では,転居者の地域コミュニティへの参加について,過去の市街地整備事業の事例や,立地適正化計画等での言及の有無を調査した.その結果主に以下の知見を得た.1)過去の事例から「場」と「イベント」からなる参加の「きっかけ」等が重要であることを確認した.2)近畿の28市町の立地適正化計画等を調査した結果,転居者の地域コミュニティ参加の言及は確認されなかった.3)居住を誘導する地区においても,過去の事例を踏まえた転入者の地域コミュニティ参加の取り組みが求められることを示した.
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