2022年11月11日(金)~11月13日(日)に沖縄県西原市の琉球大学千原キャンパスで開催された第66回土木計画学研究発表会・秋大会に参加しました.西堀特任准教授が参加し,研究に関する情報収集や論文発表を行いました.
発表した論文は,「都市・地域での革新的技術の導入に対する一般市民と専門家の意識のズレ」というタイトルです.論文の概要は下の通りです.
概要
スマートシティや自動運転などの革新的技術が導入されることで,都市や地域の様々な問題を解決することが期待されている.その実現のためには様々な問題に対する合意形成が求められる.スマートシティの分野の例としては,個人情報保護やアルゴリズムによる意思決定の導入,自動運転の分野の例としては,道路交通環境に新しい主体が入ることで生じる様々な問題への対処法の導入,などが挙げられる.こうした技術に対する一般市民が抱く問題意識と,開発者側の技術者や専門家が抱く問題意識にギャップがあると,合意形成が円滑に進まない恐れがある.そこで,一般市民と専門家等の意識を把握するための調査を実施した.本発表では,調査結果の一部を用いて一般市民と専門家の意識のズレの実態について報告する.
Key Words: smart city, autonomous vehicles, public, experts, awareness gap
English Title: AWARENESS GAP BETWEEN THE PUBLIC AND THE EXPERTS IN THE INTRODUCTION OF INNOVATIVE TECHNOLOGIES INTO CITIES AND REGIONS
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